お知らせ

車両車検制度について

一般的に「車検」と言われていますが、正式には「自動車検査登録制度」と言います。自動車の使用者は、道路運送車両法に基づいて自動車の整備が義務付けられています。定期的に検査を行い、安全を確認した車両でなければ使用してはならないと定められています。

また、車検切れの車両で公道を走行することは道路交通法違反となり、行政処分の対象となり、違反点数6点、30日の免許停止(前歴0)、刑事罰として、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。

車検(車両検査)には、5つの分類に分かれています。

1.新規検査 新たに自動車を使用するときに受ける検査(中古車のナンバープレートのない場合も受けなければならない)

2.継続検査 自動車車検証の有効期間満了後に引き続き自動車を使用する場合に受ける検査

3.臨時検査 自動車が事故により著しく損傷が生じた場合に構造・装置・性能が保安基準に適合していない恐れがある場合に受ける検査

4.構造等変更検査 改造により、自動車の長さ、幅、高さ、最大積載量等に変更が生じた場合に受ける検査

5.予備検査 販売店等が使用者(購入されていない)が定まっていない自動車の場合に受ける検査

車検(車両検査)に必要となる関係書類

「自動車検査証(車検証)」「自動車損害賠償責任保険証」「自動車税納税証明書(継続検査用)」「自動車検査票」「自動車車検票」「自動車重量税納付書」「継続検査申請書」「定期点検記録簿」が必要となります。ちなみに自動車整備会社へ依頼する場合は、「自動車検査証(車検証)」「自動車損害賠償責任保険証」「自動車税納税証明書」の3点になります。